SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査のご案内

SASの早期発見によるリスクマネジメントをお薦めします。

SAS(睡眠時無呼吸症候群:Sleep Apnea Syndrome)とは

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 SASとは1晩7時間の睡眠中に30回以上の無呼吸または低呼吸が起こるか、または睡眠1時間当たりの無呼吸または低呼吸が5回以上起こる場合をいい、他の要因では説明できない日中の倦怠感、集中力の低下、熟睡感の欠如、睡眠中の頻回の覚醒(目覚め)、睡眠中の窒息感やあえぎ呼吸などが伴う場合をいうと定義されています。

          

  SASにおける無呼吸・低呼吸状態は、仰向けになって眠ったとき、舌根(舌の根本)が上気道に落ちることにより起こります。


 また、上気道を塞ぐことにより気流が途絶すると、そのたびに酸素不足となり、気道を開けるために覚醒がおこり睡眠が分断されます。そのため結果的に睡眠の質が悪くなることにより、日中の激しい眠気が起こります。

 SASは、生活習慣病の悪化や、労働災害・事故等を引き起こします。

 成人男性の12.5人に1人は治療が必要といわれています。

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 いびきをかく日本人は2,000万人といわれ、そのうちの300万人がSASであると疑われています。
 睡眠時無呼吸スクリーナ・ソムニーによる開発時のSASスクリーニング検査約15,000例のモニター結果では、受診者の約8%は要治療、そのうち約4%は重症のSAS患者でした。
 SASを治療せずに放置しておくと、高血圧、虚血性心疾患、脳血管障害、メタボリックシンドロームなど生命に関わるさまざまな合併症を招くといわれています。

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SASは痛みなどの自覚症状がないため、気付かないうちに病状は悪化していきます。
重症例となると、毎日、睡眠1時間当り30回以上の無呼吸状態が繰り返されます。
その結果、心臓や脳内血管などに負荷がかかり、高血圧や心臓病や脳卒中などの合併症を誘発し、生命の危機に直結します。

※1 機械操作ミス例:

 チェルノブイリ原発事故・アラスカ沖タンカー座礁事故

※2 居眠り運転例:

 新幹線居眠り運転、名古屋鉄道オーバーラン事故

米国の調査ではSAS患者が交通事故を引き起こす危険性は健康な人の7倍という報告もあります。

SASスクリーニング検査とは
シンドロームとは

 

 SASは自覚症状がないので、まずはスクリーニング検査により、SASの症状があるのかどうか、そのレベルはどれくらいなのかを検査します。   
 スクリーニング検査結果でSAS陽性の疑いがある場合には、医療機関にて精密検査を行い、必要に応じて治療を行うことをお勧めします。

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 スクリーニング検査手順

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一晩だけの簡単な測定で精度の高い判定結果が得られます。

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● 短期間に大人数の検査が可能

企業単位の1,000人規模の健診でも短期間に検査ができます。

● 自宅で簡単に検査が可能

医療機関などに宿泊して検査する必要がないため、時間的、金銭的な負担が少なくなります。

● 直接呼吸を計測するので検査が確実

睡眠時無呼吸スクリーナ「ソムニー」と呼吸センサ「ソムニーセンサ」による検査です。

日中に激しい眠気や疲労を感じても、SASが原因であるということに気が付きません。
このため、重大な問題が引き起こされて初めてSASが原因であったと気付きます。
 現在では、CPAP等の治療器を装着して寝ることにより、睡眠中の呼吸が止まらなくなり、まるで近視の人がメガネをかけると良く見えるようになるのと同じく、昼間の眠気や疲労感の劇的な改善が期待できます。

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